整形外科での「交通事故 むちうち」治療とは?|和田整形外科クリニック|笹塚の整形外科

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整形外科での「交通事故 むちうち」治療とは?

交通事故による怪我の中でも、最も多く見られるのが「むちうち症」です。これは、正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」などと呼ばれ、事故直後は軽い痛みや違和感しか感じないことが多いため、放置されやすい傾向があります。しかし、時間が経つにつれて症状が悪化するケースも多く、早期の専門的な診断と治療が極めて重要です。

むちうちは、交通事故、特に追突事故などで首が急激に前後に振られることによって起こります。その際、頚椎周囲の筋肉や靭帯、神経が損傷を受けることで、以下のような症状が現れます。
  • 首の痛みやこり

  • 頭痛

  • めまい・吐き気

  • 肩や背中の違和感

  • 手足のしびれや脱力感

これらの症状は事故直後ではなく、数時間から数日後に現れることも多いため、「大したことがない」と誤解されがちです。しかし、適切な治療を受けなければ、長期にわたって後遺症が残るリスクもあります。

むちうちの治療においては、整形外科専門医のX線(レントゲン)、MRI、超音波検査などを用いた正確な診断に基づき、保存療法(湿布・内服薬・ブロック注射など)や物理療法(温熱療法、電気刺激、牽引など)、さらにはリハビリテーションまで包括的な対応が求められます。

整形外科では、骨や筋肉、神経といった運動器に精通した医師が対応するため、むちうちによる複合的な症状にも適切な処置が可能です。

不幸にして交通事故に遭われた場合、軽症でもでも整形外科を受診しましょう。